29歳.

もうすぐ29歳。出産を機に専業主婦、0歳育児といろいろ

仕事と子育てと夢。

2022.10.09

 私の最近の頭の中は忙しいかと思いきや、ぼーっとして動かないことも多く、子どもの頃の集中力はどこにいったのだろうかと悲しくなる。今の生活の中心は生後1か月の子どもなので、バタバタとあっという間に過ぎるが、空いた時間ができると仕事の不安が頭を占めていく。

 生後一か月のわが子は、少しずつ体重を増やし、頬もふくよかになってきた。まだ生活のリズムが作られておらず、寝たかと思えばものの数秒で目を覚ましたり、今度は息をしているか不安になるくらい寝たり、勢いよく母乳を飲んだかと思えば吐き戻してけろっとしていたり、想像がつかない。今まで自分と旦那だけの生活だったのが、優先順位ががらりと変わり、まだ体も心も慣れず疲労が溜まっていく。それでも時折見せるようになった微笑みを見て、旦那と笑いあえる時間が幸せだ。

 子育てが落ち着けば共働きになることは決まっているものの、なんの職種に就くか、なにも決まっていない。転職サイトをいくつか登録し、求人を見るが、どれも同じに見えて一向に決まらない。自分は何がしたいのかとか、興味のあることを振り返るとないこともないのだが、どれも今の30歳を目前に、子どもと過ごす生活を考えたとき、まあ無理だよなとまたパソコンの画面へと戻っていく。

 私の性格的にも問題があるのだと思う。完璧主義なところがあり、失敗したくないという気持ちが強い。いいと思ったものを見つけてもこれでいいのかと不安になる。20代最後の転職は大事にしたほうがいいのでは、と思えば、まずは稼ぐことが目的なのだから、どこでも働くことを第一にしたほうがいいのでは、とも思う。一人で考えてもらちが明かないので転職サイトにでも相談しなければ。

 こんな風に仕事についていろいろと考えを巡らせているが、家庭を優先し、興味もない仕事をして、歳をとり、空っぽになるのも嫌だ。と思ったときに、夢はやはり重要だなと思う。思うように子育てができなかったとして、どんな仕事に就いたとして、夢さえ叶えられれば私の人生はまあまあだったといってもよいのではないだろうか。仕事や子育てなど、周りの環境や関係に縛られることなく、ただ自分のしたいこと、夢を叶えたい。一生に一回の人生。大きな夢は無理かもしれないが、小さな目標を立て、良い人生だったと幕を閉めることができたなら幸せだなと思っている。

 まだまだ整理のつかない頭の中を、少しずつ整理していかなければ。

 

28歳と8ヶ月。

2022.09.27

 2022年も残すところ約4ヶ月。私の誕生日は12月なので2022年の終わる雰囲気の中、29歳になる。29歳。幼い時から考えれば大人も大人だが、いまだにいろいろなことが分からないまま、考えたり、悩んだりしていて、大人とはこんなものかと驚く。ただ、歳を重ねるにつれて諦めがよくなってきたことは成長かもしれない。いつも考えすぎていたが、悩んでも仕方ないと思えることも増えた。

 それでも考えることは多い。大学を卒業した後は、施設でしばらく働き、妊娠を機に退職した。正直、産休育休をとることもできたのでかなり悩んだ。もともと好きな仕事で、周りの職員の方にもよくしてもらったが、職場のどうしても受け入れられないところがストレスだった。自分の経験の為にも他の職場で働きたいと思って30歳を前に退職することにした。辞めてしまえば、自由になるかと思えば、何もしていない自分に落ち込み、夫にうじうじと話すこともあった。それでもお腹の中で小さな命は着実に成長し、そんなことを考えられないくらいお腹は大きくなり、肋骨を圧迫し、出産を迎えた。

 もうすぐ29歳。なんとなく大人として一区切りの30歳まで残りわずかだ。特別意識することはないとわかりつつも、社会はそれを許してくれない。再就職、違う職種にするのか専門職か、子育てはちゃんとしたい、お金は欲しい、子どもは二人欲しい、もっと勉強して知識を付けたいなど、なんとなく焦る年がやってくる。そんな毎日の考え事を書いていきたいと思う。